南陵中学校屋内運動場大規模改造建築主体工事 竣工のお知らせ
紋白蝶が舞い、菜の花の黄色が目に鮮やかな季節となりました。
弊社では、先月2月15日に
「起工教育‐第5号 南陵中学校屋内運動場大規模改造建築主体工事」
が、無事に竣工を迎えました。
ご協力いただきました関係者様・業者様をはじめ、ご理解賜りました
地域の方々に厚く御礼申し上げます。
今回の工事では、南陵中学校の体育館の改造工事と、それに付随して
屋外便所棟工事も行いました。
完成した新しい体育館は、床だけでなく壁にも木が使用され、明るく
温か味を感じる仕上がりとなっております。
これからたくさんの生徒さん達に、体育の授業・部活動・式典等に
幅広く活用いただけることと思います。
ここで詳細のご報告を致します。
■現場名
起工教育‐第5号 南陵中学校屋内運動場大規模改造建築主体工事
■概要
・請負形態: 小嶋・梶原 特定建設工事共同企業体
・構 造: 鉄骨造・平家建て
・建築面積: 1062.64㎡
・延床面積: 1040㎡
■朝倉市立南陵中学校のご紹介
現在の生徒数は249名で、挨拶をよくする明るく元気な生徒さん達が
日々勉学・部活動に励んでおられます。
校舎には「見せろ!南陵魂」という標語が掲げられ、
「自立の心・協調の心・練磨の心」の三本柱を校訓に、自他を大切にする
教育を推進され、「福岡県人権教育研究指定校」に選定されていらっしゃ
います。
■現場について
文章: 代表取締役 小嶋 秀来
平成55年(1980年)に当社にて施工していた中学校の屋内運動
場です。
今回は基礎と鉄骨躯体のみを残して、耐震補強工事をします。
又、屋根・壁・内装・床を全面的にリニューアルするものです。
33年前の建物にしては、基礎・鉄骨とも狂いもなく建っていてくれま
した。体育館の床下コンクリートも手前みそですが、精度の高い工事で
綺麗なものでした。
今回の体育館の工事として、内壁を木板にして板を張り上げますが、
地元「秋月・江川の杉材」を全面に使用致しました。
杉板の色合いの濃淡が、壁に色付けをしたみたいで印象的でした。
自然の素材によるグラデーションが生徒さん達にも何かインスピレーショ
ンを与えてくれるように願っています。
設計監理・羽野建築設計事務所様、朝倉市建築係・鎌田様のご指導に
よりスムーズに工事が進行しました。
南陵中学校の皆様には工事中、駐車場も合わせ多大なご協力を頂き、
有難うございました。