(株)小嶋建設 施工日記

福岡県朝倉市の(株)小嶋建設です。大正5年創業より現在まで福岡県を中心に建築施工に携わり、民間・官公庁の各分野で足跡を残して参りました。学校・ビル・工場・病院・アパート・店舗・倉庫・住宅等の実績を重ね、地域経済の発展にご奉仕して参ります。

秋月美術館本館新築工事

 現在ここ朝倉市の観光地「秋月」で、秋月美術館本館を施工させていただいております。
 毎年桜や紅葉のシーズンには、秋月の美しい景色を見に来られる観光客で賑わいます。
 ご存知の方もいらっしゃると思いますが、この場所には以前より美術館があり、黒田藩の御用窯「高取焼」の茶器や掛け軸等、貴重な品々が展示されておりました。
 その美術館が今回の工事で新しく生まれ変わります。
 では、施工途中ではございますが、状況を報告致します。


■現場名:
秋月美術館本館新築工事


■概 要:RC造 一部鉄骨造

     建築面積 297.27㎡

     延床面積 494.73㎡


■工事担当者よりひとこと

     担 当: 久保 峰利
 軍師官兵衛で注目されている、秋月での工事です。
今回は以前から在った美術館の建て替えです。
景観条例との擦り合わせに3年以上の検討を重ねて、ようやく建設の運びとなりました。
 工場制作のPC板と鉄骨との混構造という特殊な工事です。
狭い道路と進入路のため、観光を支える桜並木に十分配慮をしながら資材を搬入しました。
 当初予定の工期を大幅に延長して、ようやく最終段階まできました。
長屋門や塀越しに見える建物は、しっかり街並みに融け合っています。
 最後まで安全に配慮して施工して参りますので、ご協力宜しくお願い致します。






生い立つ保育園増改築工事 竣工のお知らせ

 4月に上棟式を行った生い立つ保育園の現場が、9月末に無事に竣工を迎えました。
 約1年間にわたり、園の先生方・保護者の方々をはじめ、近隣にお住まいの皆様にご協力いただきましたことを心よりお礼申し上げます。
 先日11月2日には竣工式が行われ、新しい園舎に花壇を贈呈させていただきました。
 これからも園児さん達の笑顔あふれる成長の場であって欲しいと願っております。

 ★外観

 ★竣工式で感謝状をいただきました


 ■現場名:生い立つ保育園増改築工事


 ■工 期:平成25年10月1日〜平成26年9月30日


 ■概 要木構造2階建て

      1階 1022.20m2

      2階 622.72m2

      延べ面積 1644.92m2

 ■工事担当者よりひとこと
     担当者: 石井 一人


  本工事は旧園舎を使用しながらの工事の為、子供達・保護者の方々の送迎時の安全確保を第一に考えて工事を進めました。
  本構造組立工事で大規模木造組立になっており、初めて経験する組立工法に私を含め大工も戸惑い、図面を見ながら組み立てていましたが、施工を進めるうちに要領が分かり順調に作業が完了しました。
  内装仕上げ工事に入ると、工期が少ない中、何種類もの工種の職人が力を合わせて工事を進めてくれました。
  細かい納まり等で手直しを行い、予定通りの新園舎の仮使用引き渡しをすることが出来ましたが、玄関等一部未完成部分があり、子供達・保護者・職 員の皆様にはご迷惑をお掛けしたと思います。
  解体工事と外構工事が完了し、子供達がグラウンドで解放されたように走り廻り喜ぶ姿を見ると、身体の疲れが癒され、この工事を担当して本当に良かったと感じました。
  最後になりましたが、この工事にご協力いただきました皆様に心よりお礼申し上げます。

 ★内観 










 

      

ピンク美容室夜須店改修工事

 既に梅雨入りし、雨が降ることも増えてきました。
この梅雨が明ければ夏の訪れとなるでしょうが、短い春が名残惜しく感じられます。
 さて今回は、改修させていただいた店舗のご紹介です。


■現場名  ピンク美容室夜須店 改修工事


■工 期  平成26年3月10日〜平成26年4月30日


■概 要  外部改修工事

        鉄骨造3階建(建築面積120㎡、延床面積300㎡)

■工事担当者よりひとこと
 
    
 
       担当者 : 久保 峰利

 今回のご依頼は、雨水漏水のために2・3階は使用できず、1階は不便ながらも使用してあり、漏水を止めてクラックだらけの外壁を補修し美観を戻したいというものでした。

 昨年12月に調査したところ、鉄骨造3階建てで外壁がモルタル塗で築後30年以上経過した建物であり、以前に数度の改修工事を経ているが漏水の状況に改善は見られなかったとのことでした。
 
 内部の天井を剥ぎ取ってみたところ、屋上のルーフドレインと竪樋との接合部からの漏水痕跡が顕著でした。鉄骨構造は柔軟性があり外壁材は鉄骨の動きに追随できるALCかセメント板等の乾式工法が適合します。モルタル塗外壁は、鉄筋コンクリート造には適合しますが、鉄骨造とは不適合です。
 竪樋の壁貫通部モルタルを切破り調べたら嵌合部が外れた状態でした。
屋上モルタルで固定したルーフドレインに対して変位する外壁に固定した竪樋は必然的に外れます。
 以前の補修は屋上の防水を疑い、外壁のクラックを疑い、手当してありました。調査の見立てを確認するため試験的にルーフドレインに呼樋を取り付け、竪樋に自在継手を取り付け、接合をフリーにして様子を見ました。
 すると屋上に水道水を流しても漏水は確認されず、明けて2月末迄、降雨による漏水を観察したが確認されませんでした。
 オーナー様に漏水改修策と外壁の乾式工法(外装鉄板貼)への改修策を提案し、了承を戴きました。
 
 改修工事は店長様と打ち合わせて毎週月曜の店休日に駐車場側の作業をしました。外部足場とシートで覆われた様子を見た常連客さんが閉店されたと勘違いをされたとの話もありました。

 改修工事はクリーム色の外装板貼り、竪樋の取り換え、同色の弾性タイル塗り、オリーブグリーン色の金属部塗装、屋上・2・3階バルコニーの防水塗装、バルコニー屋根の葺き替え、エントランスのシート庇の張替えと、2か月にわたり施工させていただきました。

 改修工事の後で、客足が増加したとオーナー様が喜ばれているとお聞きしました。
結果としてお客様が増える工事が良い工事だと考えておりますので、施工業者冥利につきます。
 改修が完了して美観が戻ると店舗内部や駐車場についても気になられる点がおありのようで、続いて1階店舗の床改修と駐車場のリニューアル工事のご依頼を頂戴しました。

 最後になりましたが、オーナー様をはじめ店舗の従業員の方にはご理解、ご協力を頂きまして、有難うございました。これからも宜しくお願い致します。
 


生い立つ保育園 上棟式

 1月に起工式を行った生い立つ保育園の現場が、4月になり無事に上棟式を迎えることとなりました。
 教会をはじめ園の先生方や保護者の皆様、そして近隣の方々のご理解のお蔭です。
 また設計監理、協力業者の皆様のご協力により、ここまでの工程を滞りなく進めることができました。
 皆様に心よりお礼申し上げます。

 今回も金光教教会の方々、理事の方々をはじめ、生い立つ保育園の先生方・園児の皆さんなど沢山の方々にご参加いただいた式となりました。
 又「餅まき」も行いましたが、安全面を考慮し、仮囲いの中より外の園児さん達に向けてまくというスタイルで実施しました。
 年少さんから年長さんまでお餅とお菓子を無心に拾う姿が、とても可愛らしかったです。
 そして記念に園児さん達のお名前の書かれた板を、棟板に付けることになりました。

 この現場は9月末の竣工まで残り5か月間の工期となりますが、最後まで安全な工事を心がけ、皆様に喜んでいただける園舎を目指し施工して参ります。
 工事中は何かと園の皆様や近隣の皆様にご迷惑をおかけしているかと思いますが、これからもご協力いただきますようお願い致します。

 工事担当 : 石井 一人








九州大学(馬出)医学歴史館新営その他工事

 本社の庭では、色とりどりのチューリップが風に揺れ、春の暖かな日差しに競い合うように上を向いています。

 弊社では昨年9月より、九州大学において「医学歴史館」の新営工事を施工させていただいております。
 今回は、この現場について施工途中ではありますが状況をご報告致します。

 九州大学医学部は、1903年京都帝国大学福岡医科大学の創立から数え、2003年に100周年をお迎えになられた、名門医学部でらっしゃいます。
 その記念すべき節目に、これまでの医学研究の軌跡を展示することにより、次世代の医学生に「思索の場」として活用されるような歴史館を創設する、というコンセプトのもとに計画されたのが「医学歴史館」です。

 沢山の同窓生や関係者の方々の思いが詰まった「医学歴史館」の新営工事にあたらせていただくことを光栄に思うとともに、素晴らしいものにするべく日々施工にあたって参りますので、ご理解とご協力のほど宜しくお願い致します。

 尚、現在の状況としましては、1階躯体工事中且つ2階床、鉄筋工事、梁配筋組立中です。
 今後2階床配筋→2階床配筋検査→1階コンクリート打設→2階躯体工事へと進めて参ります。
 写真からも分かるように、森に囲まれた場所に建設中です。

 工事担当: 武石 英昭 ・ 森松 隆 





     

太宰府中学校トイレ改修工事 竣工のお知らせ

 桜の花も終わり、本格的に春の暖かさを感じるようになりました。
晴天の日には行楽に出掛けたくなるような気持ちの良い季節の到来です。

 2月末、「太宰府中学校トイレ改修工事」が無事に竣工を迎えましたので、ここにご報告致します。

 太宰府中学校は、太宰府天満宮の史跡のある歴史と観光の街に位置し、緑に囲まれた高台に学び舎があります。
 今回、災害時の緊急避難場所に指定され、避難された様々な方が使用できるトイレに改修されました。
 トイレ改修に伴い、サイン(標識)も一新され、誰にでも一目で理解できるよう鮮やかで大きな表示に変わっております。

 ■現場名太宰府中学校トイレ改修工事

 ■工 期:平成25年7月5日〜平成26年2月28日

 ■概 要:RC造 3階建て











 ■工事担当者よりひとこと
 
  
  工事担当:小嶋 洋史

 太宰府中学校には北側トイレと南側トイレがあり、今回は片方を使用しながら片方を工事することで2期に分け、工期が長くなりました。
 又、授業中や様々な校内行事も多く、昼間は物音が出せないので、工事内容を昼と夜に分け対応させてもらいました。
 周囲の皆様も、夜間音が聞こえて不快ではなかったかと思い、ご協力に感謝申し上げます。
 3階から1階へと順々に仕上げていきましたが、校舎も年数が古く傷んだ箇所も散見され、太宰府市側と毎週打合せながら進めて参りました。
 今回は生徒さん達の安全に配慮しましたが、顔を合わせるたびに「こんにちは」「おはようございます」と大きな声であいさつをしてくれました。
 自分達も毎日を節度ある態度で過ごしているかな?と反省させられました。
 先生方や子供たちに元気をいただき、有難うございました。

生い立つ保育園 起工式

先月9日、「生い立つ保育園増改築工事」の起工式を行いました。
当日は金光教教会の方々、理事の方、先生方、一部の園児さん達にもご参加いただき、設計・工事関係者を含めると写真のように大勢での式になりました。


風が強かったのですが、無事に厳粛な雰囲気の中、式を終えることができ、皆様に感謝申し上げます。

園児さん達は儀式の間、一緒にお辞儀や手を叩いたりして終始静かにお利口さんに参加され、その様子に感激致しました。

教会の方のお話で、「日本の未来を背負って立つ大切な子供達を育む場所であるという認識のもと、園舎建築にあたっていただきたい」と仰せになりました。
私達もそのお言葉を胸に刻み、日々の施工にあたって参りたいと思います。

保護者の皆様には工事中何かとご迷惑をおかけ致しますが、安全には細心の注意を払いながら進めております。
設計監理・協力業者の方々と一致団結して、生い立つ保育園の園舎が皆様に愛される素晴らしいものになるよう、施工に励んで参りますので、これからもご協力の程、宜しくお願い申し上げます。

工事担当: 石井 一人